NTT インターネット

決済情報コラム 口座振替 磁気テープ(CMT)廃止 総合決済情報サービス

HOME決済情報コラム > 口座振替データ交換用の磁気テープは生き残るのか?

口座振替データ交換用の磁気テープは生き残るのか?

掲載日:2013年08月28日
最終更新日:2014年10月15日
 決済情報サービス事業部 営業部 山崎拓之

カセットテープに録音した経験ありますか?

 決済情報サービス事業部 営業部 山崎拓之

子供のころ、ブラウン管テレビのスピーカーにラジカセを近づけてテレビアニメのテーマソングなどをカセットテープに録音していました。録音中は物音を立てないようにしていたのですが、幼い妹が一緒に歌い出したりしてきれいに録音するのが結構大変でした。他にも前の曲をうっかり上書きしてしまったこともありました。

レコードやカセットテープでアナログ録音されていた時代はCDの登場でデジタル記録に大きく変わりました。最近ではスマートフォン等の内蔵メモリに変わりつつあり、録音がますます手軽で便利になってきています。

技術革新によってデータ記録媒体はよりコンパクトで大容量に変化してきていますが、ビジネスの世界では磁気テープ媒体がまだまだ現役として使われています。そのひとつが「口座自動振替(以下、口座振替)」です。

口座振替にも、データ記録媒体が使われています

私たちに身近な支払い手段である口座振替にも、口座からの引落し処理にデータ記録媒体が使われています。
まず、収納企業様にて口座振替の請求情報を作成し、CMT(カートリッジ磁気テープ)等の媒体を使って銀行等の金融機関に送ります。金融機関では口座番号や引落し金額を読み取って引落し処理を行い、その結果はまた媒体を用いて各収納企業様に返却されます。
お客様は全国様々な金融機関に預金口座をお持ちですから、収納企業様は金融機関ごとに口座振替用のファイルを作成するだけでなく、CMT媒体も金融機関別に作成・送付しなければなりません。口座振替はなじみのある支払手段ですが、実はこのように大変な手間がかかっています。
※口座振替情報はネットワーク経由で伝送することも可能です。

口座振替データ交換用の媒体の変遷

口座振替が開始された当初は、紙のリストを郵送して引落し情報を金融機関との間で交換していました。その後口座振替情報もデジタル化されてオープンリールテープ(昔の映画に登場する大型計算機でグルングルン回っていた、磁気テープ剥き出しの媒体です)となり、現在ではCMTが主流となっています。

CMT取り扱い中止の動き

多くの収納企業様が不安を感じているようです

2012年2月に一般社団法人 全国銀行協会が、データ交換用媒体の取扱基準にDVD(光ディスク)を追加するとし、その仕様を発表しました。

30年の長きにわたり利用されてきたCMTですが、いよいよ媒体変更の勢いが強まりつつあります。国内の主要ベンダーはCMT媒体の製造を終了し、さらに、読み書きを行うCMT装置の製造も終了となってきています。おそらく数年後には主要ベンダーによるCMTの販売及び装置の保守も終了すると予想されます。
そして、一部のメガバンクや大手地銀が、2014年3月にCMTの取り扱いを中止すると発表しました。この発表を契機に、今後、他の金融機関にもCMT取り扱い中止の波が広がることは想像に難くありません。

近ごろ当社にも金融機関でのCMTの取り扱い中止への対応策に関して大変多くのお問い合わせをいただいており、多くの収納企業様が不安を感じながら今後の対応を検討されている様子を肌で感じています。

DVDにも対応!当社の「金融機関ネットワークサービス」

アウトソーシングなら当社におまかせください!

DVDなど新たな媒体への対応には相応の設備投資が必要になります。とはいえ、自社で大型の設備を導入して対応しても、数年後にはまた新しい媒体が登場するかもしれません。そうした理由で投資に踏み切れない収納企業様のお話しもうかがっております。

ならば発想を変えて、追加投資のかかる金融機関との口座振替情報の授受部分のアウトソーシングをご検討されてはいかがでしょうか。

当社の「金融機関ネットワークサービス」は、金融機関との口座振替情報の交換をネットワーク経由で伝送するサービスです。伝送だけでなく媒体による口座振替情報の交換にも対応しており、CMTだけでなくDVDにも対応しています。収納企業様の環境や金融機関の都合に合わせて、伝送と媒体を使い分けることも柔軟に対応できます。

当社には、20年を超える口座振替の運用実績と専門家集団がおります。口座振替でお困りのことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。いい仕事させていただきます!

金融機関ネットワークサービス

金融機関ネットワークサービス

このコラムを見た人はこちらのコラムも読んでいます

決済情報コラム05

口座振替情報の伝送化で業務改革してみませんか?

金融機関との情報伝達手段には、媒体で搬送する方法とネットワークで伝送する方法の2種類があります。本コラムでは、伝送化を選択する理由についてご紹介。


決済情報コラム12

地方公共団体の口座振替業務に磁気媒体は適しているか

地方公共団体様における口座振替業務の課題と解決策についてご紹介。



決済情報コラム08

知恵を生む運用の作業現場

"運用作業"はあらゆるサービスを支えている重要な作業ですが、普段なかなか見ることができません。そこで本コラムでは、通常は表に出ることのない"運用作業"について紹介。


資料請求・見積をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください

資料ダウンロード お問合せ
PAGE TOP
COPYRIGHT(C) 1995-, NTT INTERNET INC.